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ファベーラ募金第五回送金のご報告


いつもナサォン・ポルトヒコ・ファベーラ募金にご協力いただきありがとうございます。


ブラジル、ペルナンブーコではコロナウイルスの感染率は依然高いです。今朝は国の三権の長が全員感染というニュース...僕はネットや電話で連絡を取っているだけですが、街のムードはブラジルらしい陽気さで皆一見、楽しく過ごしているようにも感じます...正直色々緩んでいるところはあるというか。日本も欧米も同じですね。しかし、深刻な失業率の高さは相変わらず大問題です。






「セーヂ」と呼ばれるナサォンの本部では依然、改修工事が続いています。第四回の送金報告でもご説明しましたが、ブラジルのファベーラでは古くからの(ある種違法な)占拠地に各自が自分で資材を購入し、家を建てたり、改修をしたりします。日本の感覚ではちょっと想像が難しいかもしれませんが、これは時にコミュニティに小さな雇用を生み出すのです。マラカトゥのカンドンブレのコミュニティは多くの社会的弱者を包摂する互助共同体としての側面もあるので尚更です。


もちろん、募金の目的はコロナ禍によるナサォンへの悪影響を緩和する以外にも、普段からの地域の伝統文化の保護と応援にありますから本部の床や壁が綺麗に舗装されるのは文化継続の観点からも大変力になります。






生活物資や衛生用品の配布も引き続き行われています。石鹸や消毒、体温計などの配布は地域の意識を変えるためにも大きな意味があると思います。


今月は1,077.18レアル。日本円にして22,000円を送金いたしました。毎月定額をご支援くださる方もいて、本当に力になります。


少しづつでもブラジル北東部の貧困地域では大きな支援となっています。


ブラジルの社会情勢に鑑みて、少なくとも来年の四月ごろまでは、毎月の定期送金ができるよう引き続き支援を呼びかけたいと思っています。


一口¥500からご協力いただけます。どうぞ引き続きのご支援、よろしくお願いいたします。

【ナサォン・ポルト・ヒコ ファベーラ募金】 https://maruyeyi.thebase.in/items/27259812





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