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5/10(土)意見箱プロジェクト報告会2025 セトラー・コロニアリズムと北海道


【オンライン活動報告会/トークのお知らせ】

先ずはあくまで個人的な言葉で語れば、自分の生まれ育った「日本」そして「日本の近代化」とは何なのか...というのは一介のバンドマン/ミュージシャンとしてこの歳まで生きてきて、ずっと悩み、問い続けてきた事です。その上で、「植民地主義/自由主義/資本主義」の強固な関係性、そして「近代化≒西洋化」以降の日本の植民地主義とリベラルアーツとの関係性を考える事は避けて通れないと思っています。

それ以前から、近畿を中心とした本州の大和朝廷〜数々の武家政権、そして日本語文化圏との複雑な関係はありましたが、先ずは「近代化」以降の日本、つまり大日本帝国の内部植民地/入植地としての北海道の在り方を考えながら、各方面(と言っても文化芸術関係が中心なのですが)の仲間たちと様々な事を話し合い、行動に移す会に参加しています。

お時間あればぜひ一度、耳を傾けていただけると嬉しいです。

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意見箱プロジェクト報告会2025

セトラー・コロニアリズムと北海道

5月10日(土)19時〜

オンライン配信(アーカイブあり)

 1970年に北海道百年記念事業の一環として北海道札幌市厚別区に建てられた「北海道百年記念塔」の解体と、新たなモニュメントのデザインコンペをきっかけに活動が始まった「意見箱プロジェクト」は、芸術文化に関する専門性を持つ、先住民と非先住民によるコレクティブです。

 これまで「意見箱プロジェクト」では、セトラー・コロニアリズム(入植植民地主義・定住型植民地主義)の舞台となった北海道についての議論を深めるため、トークイベント、オンライン番組、雑誌、美術展示、音楽ライブなどを企画しました。

 これとともに、アイヌ民族が直面させられている様々な嫌がらせやマイクロアグレッションについての直接的なアクションを実施し、札幌法務局と札幌弁護士会への人権救済の申立、施設や首長への意見書の送付を行ってきました。

 そうしたアクションを受けて、アイヌ施策推進法とヘイトスピーチ解消法を関係法令の具体的例示として明記するかたちで、チ・カ・ホ [札幌駅前通地下広場]の利用規約が更新されることになりました。

 このたびのトークイベントでは、様々な専門を持つメンバーがこれまで重ねてきた議論や、実施してきたアクションを振り返り、その成果を公開します。(文:小田原のどか)

※配信された番組のアーカイブは5月末まで視聴可能です。

※今回の番組の一部は、後日YouTube番組「のりこえねっとTV」で公開されます。

登壇者:

浅原裕久(編集者)

小田原のどか(彫刻家・評論家)

田村かのこ(アートトランスレーター)

廣瀬拓音(ミュージシャン)

マユンキキ(アーティスト)

樅山智子(作曲家)

山川冬樹(美術家・ホーメイ歌手、秋田公立美術大学准教授)

山田大揮(インストーラー、テクニカルディレクター)

渡部宏樹(表象文化論研究、筑波大学教員)

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